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引退

私がボクシングに関わりはじめてから7年という歳月が流れた。
この間に多くのボクサーが、私のファインダーの中に現れ、そしてリングを去っていった。
自ら望んだ者もいれば、あきらめざるをえなかった者もいる

「リングにいる瞬間は夢のようでした」と言ったボクサーがいた
一度スポットライトを浴びた者は、何度もその場所に戻ろうとする
まるで失った何かを取り戻すかのように

引退とは決してボクサーでなくなることを意味するのではない
リングに立つことが出来なくても、ボクサーとしての誇りが色褪せてしまうわけではない
どれだけ時間が経とうとも、戦った証が消えてしまうことはない

あなたは人に誇れるものを見つけることが出来たのだ
それだけは忘れずにいてほしい

彼らは今、第二の人生を歩み始めている

新たな職に就いた者、守るべき家族が出来た者、ボクシングの世界に裏方として留まる者、
それぞれの人生が静かに動きだしている
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